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2005年12月10日

老い

NHK人間ドキュメントを見る。今回の主人公は役者の仲代達矢さん。もう72歳だそうだ。今なお現役で役者を続けていられる。「まだまだお若いな・・」、などという軽率な言葉は慎みたい。そう思わされる重みがあった。最愛の伴侶を亡くし、それでも尚、生き続けねばならない残された者の葛藤。深いな。考えさせられるな。僕がまだ18の時分に、ヘルマン・ヘッセの「人は成熟するにつれて若くなる」という本を読んだことを思い出す。当時から、「いかにして老いるべきか」ということについて、興味を持っていたらしい。今年は、同居していた祖母が昇天した年でもあった。僕にとって「老い」は、ますます身近なもの、且つ現実的なものになりつつある。自分も日々老いる(歳を重ねるとはそういうことだ)。親も老いる。人は皆老いる。当たり前のことだけど、そのアタリマエをじっくりと考えてみる。それは、これからを生きるために必要なこと。日々老いていく僕らに必要なこと。

Keisic : 2005年12月10日 01:12