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2007年04月15日

全てはこの一本に

guitar.jpgクラシックギターは、とても奥が深い。今までは、エレキやフォークなどに比べると何となく地味な感じがして、以前から持ってはいたけれどあまり弾かなかった。でも何年か前から、クラシックの丸く温かい音色が好きになった。これはピアノについても言えること。昔はクリアで角のある硬い音が好きだったからだ。もともと自宅では電子ピアノを使用していて、選択する音色の変化がよく分かる。クラシックはナイロン弦なので、押さえた感触が良い。ネックも太く、一音一音を正確に押さえられる。やはりギターの原点は、ここなのだろうな。クラシックを弾く時は、コードをかき鳴らすのではなく、和音とメロディの共演を意識することが大切なんだよね、と今更ながら痛感したりする。

楽器って、色々やっていると必ず原点に返っていくような気がする。例えば、シンセサイザーの無限に近い音色を楽しんでいたかと思えば、次第に生ピアノのシンプルな音に返っていくし、エフェクターを使ってエレキギターを楽しんでいたかと思えば、クラシックの素朴な音にものすごく惹かれ始めたり。もし無人島に一つだけ楽器を持って行って良いよと言われれば、私はおそらくクラシックギターを持っていくと思う。それは、様々な楽器の要素をこのギター一本に詰め込むことが出来るからだ。メロディや和音はもちろん、ボディーを叩けばリズム楽器にもなる。何よりとても軽く持ち運びが便利だし、電気コードもいらない。やっぱりギターは、小さなオーケストラだよね。

Keisic : 2007年04月15日 01:16