ようやく一つの形として定着してきた、当サイト「Klavier」だが、ここまで来るのには、当然紆余曲折があった。今回はそれらを振り返ることで、当サイトの行方、更にはその位置付けをはっきりさせておきたい。「Klavier」の前身はと言うと、ご存じの方もおられるだろうけど「Keisic's room」だ。ただし、そのroomの意味合いには多少含みがあって、サイト全体を「部屋」に見立てようという目論見があった。だから、サイト内リンクには全て「〜の部屋」という名称が付けられていたし、ご丁寧に部屋の広さ「〜畳」とまで書いてあったのだ。(笑
一応設定としては、四次元空間ということであったので、広さは自由に変更できることにはなっていた。そんな中で、サイト自体のコンセプトに疑問を感じ始めていた私は、再考を迫られる。ここまでが、Keisic's
room時代となる。そこで突如として現れたのが、あの重たい「Flash」だ。今となっては笑い話だが、あの時は真剣に「Flash」でアートまっしぐらの道を進もうと思っていた。しかしそこで大きな問題が生じた。そう、私のプロバイダで提供しているサイト容量が5MBだったのだ!そこで、広告付き無制限スペースに急遽移動することになる。
おおよその察しは付くと思うが、そのスペース、無制限の上に何でも持ち込み可。ということは、至る所でチャットなどの重たいプログラムがガンガン動いているわけで、ただでさえ重いスペースなのだ。そこに追い打ちをかけたのが、Flash・・・。痛い、痛すぎる(涙)。Flash制作も、ようやく軌道に乗り始めた矢先のことだった。仕方がないのでFlashは諦め、再び別のコンセプトを考えなくてはならなくなった。非常に短命ではあったが、一応Flash時代という位置づけになる。
それまでを振り返り、自分のサイトに常に存在し続けたものは何であったか?しばらく考えた末に出た結論が、「音楽」であった。これしかない!そう叫んだ私は、迷うことなくサイト大改造を始める。全体の雰囲気が明るく、使いやすく、再び訪れてくれるようなサイトを目指して・・・。いよいよ、Klavier時代の幕開けである!ということで、当サイトKlavierのコンセプトは「音楽」を提供することにある。実は、当サイトに並べられているような曲は、かなりの昔から作っていた。しかも「自分」だけの為に・・・。(^^;
更に、譜面表記などといった面倒なことは絶対にしないので、曲は全て頭の中。それを忘れたら、「はい、おしまい」ということになる。忘れるような曲は、所詮それだけのものでしかなかったわけで、別段未練もない。そういう考えの下、何十曲、何百曲と作曲してきたわけだ。試しに、何曲くらい作っているのか計算してみよう。私が曲を作り始めたのは、大体小学校高学年。それ以来、月に2曲くらいは作っているので、1年で24曲。それを、十数年続けていると仮定すると、300曲は超える。しかも、未だに生産され続けているわけだし、間違いなく一生続くだろうから、その数は想像を絶する・・・。(もちろん実際には、全く作らない月もあるわけだが)
前にも少し述べたことがあるが、私にとって作曲とは「会話」のようなものなのだ。つまり、それだけ「自然」なものであるということ。だから、普通の作曲にはさほど苦労しない。15分〜30分あればそれなりのものが作れる。ただし、当然例外もある。それは人の為に曲を書く場合。顕著な例が、「結婚式」の時に二人に送る曲。これには苦労する。これまでに、2曲ほど作った経験があるが、「一生もの」となると、さすがに慎重にならざるを得ない。その結果、1週間〜2週間はかかる。しかしこの2曲に関しては、ギター曲なので歌詞付き。したがって、ピアノ曲の作曲とは少し性格が違う。
少々話がそれてしまったが、山のように出来上がる数々の曲を、そのまま捨ててしまって良いのだろうか?と考え始めたのが、音楽配信のきっかけだ。しかも「音」の形で保存し、提供できるので、苦手な譜面表記も免れる。だからインターネットが発達しなかったら、私の曲達も日の目を見ることはなかったわけだ。うーん、何か運命を感じる。
あまりだらだらと書いていても仕方がないので、そろそろ結論といこう。
簡単に言ってしまえば、当サイトのこれからは「音楽配信」の一言に尽きるのではなかろうか。それ以上でも、それ以下でもない「そのもの」として。しかし、Klavierはいわば有機体であり、常に変化し続ける。否、それを構築する私自身が変化し続けている。だから、厳密に未来を予測することなどできないのだろうけど・・・。
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